息子が過敏性腸症候群になって

息子が過敏性腸症候群と診断されて、本人の生活は一変し、私の心は壊れていきました。

過保護

私は、過保護でしょうか。
どこまでが放棄で、どこまでが過保護なのでしょうか。


息子が滞りなく日常が送れるように
義務的に家事をこなします。


息子の体調を確認してからでは間に合いません。
例えば、朝ごはん、お弁当、朝の送迎


腹痛の程度によるのですが。


朝ごはんを用意しても、食べない時があります。
息子が登校しないと言った日は、お弁当は冷蔵庫に入れておくのですが、
息子が食べることはありません。
登校したとしても、お弁当に箸をつけずに持って帰ってくることがあります。
朝、駅まで車で送っても、1時間も2時間も車から降りられず「休みたい」と言う息子を、そのまま家に連れて帰ってくることもあります。
こんな事が1週間に何度かあります。


空虚感、徒労感、脱力感などなど
心の疲労が確実に積み重なり、
自分の中の何かが壊れてしまいました。


息子に振り回され、仕事に遅刻することは多々ありましたが、
一度も休んだことのない仕事をとうとうお休みしました。


家で号泣しました。


息子は別室にいましたが、一部始終を知っています。


息子にとっては、何の前触れもなく母親が泣いていることが
理解できず、ただただ不思議に思ったのではないでしょうか。