息子が過敏性腸症候群になって

息子が過敏性腸症候群と診断されて、本人の生活は一変し、私の心は壊れていきました。

朝の送迎

朝、息子が家を出るまでには、かなりの時間を要します。
毎朝、腹痛+下痢 or 腹痛+便秘で、トイレに約1時間こもります。
その後の動きも鈍く、「休みたい」と言い出すのではないかと
ドキドキしながら、通学バッグを持つのを待ちます。
息子が通学バッグを持つのが、出発のサインだからです。


その後、自力で登校させるべきか・・・遅刻防止の為に車で送るべきか・・・迷います。車で送る途中、コンビニでトイレをお借りすることもあります。駅に着いても、電車に乗る前には必ずトイレに寄ってから電車に乗ります。こんな諸々もあり、1本でも早い電車に乗って欲しいので、「送ろうか」と言ってしまう駄目な母親。「この子は病気だから・・・」と甘やかしているのです。


この件、どうして良いのかわからなくて、専門の先生にお尋ねしたのですが、賛否あって。


「体調の良し悪しは本人しか分からないことですし、本人が送って欲しいと言うのなら、可能な限り駅まで送ってあげて下さい。サポートだから、甘やかしているのではありません。大丈夫ですよ」とおっしゃる先生。


「大人になってもお母さんがお手伝いしていく訳にもいきませんからね。多少、厳しいこと大変なことがあっても良いかもしれません。良い経験になるかもしれません」とおっしゃる先生。


息子が過敏性腸症候群を発症して、自分の子育てを全否定された気がしました。それから、私はすっかり臆病になって、一つ一つ誰かに相談してYESと言ってもらわないと行動できなくなってしまいました。