息子が過敏性腸症候群になって

息子が過敏性腸症候群と診断されて、本人の生活は一変し、私の心は壊れていきました。

生きていけるか

過敏性腸症候群は、うつ病のひとつだと思っています。
うつ病も併発したという表現が正しいかもしれません。


息子には、双極性障害ではないかと思われる症状が見受けられます。
息子を見ていると、
休日は、軽躁状態で多弁・積極的言動、些細なことへの攻撃的な発言が気になります。
平日の朝は、抑うつ・睡眠障害・意欲低下など、挙げたらきりがないマイナスの状況です。


生命に執着した人類は、確実に医療を進歩させてきた。
心については、等閑にしてきたのかもしれない。
事実、心の病気が蔓延した現代、精神病の治療法は確立されていない。


過敏性腸症候群は、命に関わる病気ではないけれど、
精神的に生死をさまよう病気です。


息子と「この病気と生きていけるか」について話したことがあります。
息子は「生きていける気がしない」と答えました。
学校へ行く、仕事に行く、そんな日常が手に入らないのです。