息子が過敏性腸症候群になって

息子が過敏性腸症候群と診断されて、本人の生活は一変し、私の心は壊れていきました。

2018年5月のブログ記事

  • 過保護

    私は、過保護でしょうか。 どこまでが放棄で、どこまでが過保護なのでしょうか。 息子が滞りなく日常が送れるように 義務的に家事をこなします。 息子の体調を確認してからでは間に合いません。 例えば、朝ごはん、お弁当、朝の送迎 腹痛の程度によるのですが。 朝ごはんを用意しても、食べない時があります。 息... 続きをみる

  • 朝の送迎

    朝、息子が家を出るまでには、かなりの時間を要します。 毎朝、腹痛+下痢 or 腹痛+便秘で、トイレに約1時間こもります。 その後の動きも鈍く、「休みたい」と言い出すのではないかと ドキドキしながら、通学バッグを持つのを待ちます。 息子が通学バッグを持つのが、出発のサインだからです。 その後、自力で... 続きをみる

  • 病気に便乗する

    息子は、学習支援センターにお世話になっています。 完全不登校ではなくなりました。 それでも、1週間に2日ほど欠席をします。 欠席した日の夜、仕事を終えて帰宅すると、 息子は、いつもより楽しそうにパソコンに向かっています。 画面の向こうの誰かと話をしながら オンラインゲームをやっていることが多いです... 続きをみる

  • 後悔

    私には人間力も親力もないのに、躊躇なく子供を育てる道をチョイスしてしまいました。 人口減少は、国力低下に直結する喫緊の問題なのでしょうが。 結婚や子育てをしないと、人として劣るわけではないでしょ。 結婚も子育ても選択肢の一つなんだという風潮があっても良いと思います。 生涯単身に比べると、結婚して子... 続きをみる

  • 生きていけるか

    過敏性腸症候群は、うつ病のひとつだと思っています。 うつ病も併発したという表現が正しいかもしれません。 息子には、双極性障害ではないかと思われる症状が見受けられます。 息子を見ていると、 休日は、軽躁状態で多弁・積極的言動、些細なことへの攻撃的な発言が気になります。 平日の朝は、抑うつ・睡眠障害・... 続きをみる

  • 素直になりたい

    気休めにしか聞こえない言葉があります。 今からの時代、学歴は関係ない。 いくつになってもやり直せる。 遠回りしているだけだから大丈夫。 不登校だった子が、難関大学に合格した。 勉強ができなかった子が、年商○億の会社を経営している。 本当? 真面目に学校に行って、コツコツ勉強頑張ってる人は、 無駄な... 続きをみる

  • ハードル

    私には「子供の仕事は勉学。毎日学校に行くのは当たり前」 という考えがありましたので、息子の不登校を受け入れられませんでした。 我が子が不登校となりますと、 そんな考えでは様々な弊害があるので、 消し去りたいのですが、消えないのです。 今も受け入れてはいません。 確固たるという思いではなく、 どうし... 続きをみる

  • 考え方の癖

    考え方の癖を変えることができたなら、 息子の病気も快方に向かうでしょう。 そもそも、過敏性腸症候群なんて厄介な心身症を患うこともなかったでしょう。 私自身が考え方を変えることができるなら、 私だってこれほど苦しむことはありません。 自分が変えられないのに、 子供に「考え方を変えたら?」とは言えませ... 続きをみる

  • 心の成長

    「不登校の子は、心がゆっくり成長する」というのが私の持論です。 社会に適応できている子供に比べて、 考え方が稚拙。 (不登校の保護者の方、すみません) 我が子だけかもしれません。 自己中心的というより 独りよがりという言葉が近い。 学校や仕事という社会に出ていくと 不特定多数の人と関わることが多く... 続きをみる

  • 学習支援センター

    「学校外教室」という位置付けで、今の学校に在籍したまま通所できる 学習支援センターという存在を知りました。 早速、息子を連れて見学に伺いました。 先生方は、教職を退職された方で、 個々の事情に配慮し、子供のペースで通所を促すことを説明されました。 「学校に行けない、行けなかった子」という温かい眼差... 続きをみる

  • 高校卒業

    私は、毎日をやり過ごすことにエネルギーを使い果たし 息子と向き合う余裕がありません。 私の言葉が、息子にとって棘にも刃物にもなる可能性がありますから、 必要最低限の会話に留めていました。 そろそろ・・・息子の気持ちを知りたいと思い、 息子の体調が良い夜に話しかけてみることにしました。 私は、夜にな... 続きをみる

  • フリースクール

    フリースクールに電話をしました。 実は、息子は中学3年生の時に一時期不登校になったことがあって、 フリースクールの先生と面識があります。 今思えば、過敏性腸症候群の兆候はあったのです。 その時は、これほど深刻な状況になるなんて知る由もなく。 フリースクールの先生は 「心の器から気持ちが溢れ出てしま... 続きをみる

  • 為す術がない

    平日の息子は、 午前中は、ベッドの上でゴロゴロして、 午後からパソコンに向かう。 何事にも無気力で、 人生の闇に紛れ込んだようでした。 時間だけが虚しく過ぎていく。 色んなものが失われ 壊れていきます。

  • サザエさん症候群

    お休みの最終日の夕方頃、翌日の学校や仕事のことを考え、憂鬱になります。 誰しも経験があることと思います。 そんな気持ちになっても、 当日になれば、いつものように仕事に行きます。 私の人生で、学校に行かない、仕事に行かないという選択肢はありませんでした。 息子は、お休みになると体調が好転します。 体... 続きをみる

  • 長期休暇の憂鬱

    世の中にとって楽しいイベントや期間は、私の心が荒みます。 周囲の幸せそうな雰囲気が自身の不幸を浮き彫りにしてしまい、 息苦しくなります。 日々の生活でも人目を避けて生活しています。 買い物は市外へ行きます。 日中、出歩かないようにしています。 このブログの主役になっている息子には、弟がいるのですが... 続きをみる