息子が過敏性腸症候群になって

息子が過敏性腸症候群と診断されて、本人の生活は一変し、私の心は壊れていきました。

病気に便乗する

息子は、学習支援センターにお世話になっています。
完全不登校ではなくなりました。


それでも、1週間に2日ほど欠席をします。
欠席した日の夜、仕事を終えて帰宅すると、
息子は、いつもより楽しそうにパソコンに向かっています。
画面の向こうの誰かと話をしながら
オンラインゲームをやっていることが多いです。


イラっとします。
この感情が、私を苦しめます。


病気を口実に、怠けているのではないか。
朝の腹痛はさほどひどくなく、本当は行けたのに休んだのではないか。
人より勉強が遅れているのだから、勉強すれば良いのに。
夕食の手伝いくらいできるでしょ。
明日も休むんじゃないか。


次々と負の感情が沸いてきます。
でも、口にしてはいけません。
ぐっと言葉を飲み込み、感情を殺します。
息子に何か話しかけようものなら、感情を抑えきれずに色々と言ってしまいそうになるので、お風呂に入ります。


言葉にならない感情が、涙となって溢れ出てきます。